新型コロナ対策の休業支援給付金をだまし取った疑いで、静岡県藤枝市の会社役員の男ら5人が逮捕されました。
詐欺の疑いで逮捕されたのは、藤枝市上薮田の会社役員の男(26)ら5人です。警察によりますと、会社役員の男は、2021年4月から7月までの間、藤枝市上薮田の会社員の男(36)、藤枝市築地の建築業の男(34)と共謀し、雇用実績のない人が会社に勤務していると偽り、およそ166万円の給付金をだまし取った疑いです。また、焼津市西焼津の無職の男(27)と焼津市保福島の土木作業員の男(25)は、会社役員の男と共謀し、同様の手口でそれぞれ、およそ166万円をだまし取った疑いです。警察によりますと、この給付金の詐欺は全国で相次いでいて、被害総額は全国でおよそ1億8000万円、静岡県内でもおよそ2500万円にのぼるということです。
6月2日放送