「正当性のない茶番劇」親ロ派外国人捕虜に『死刑判決』自称“人民共和国”の裁判所(2022年6月10日)

「正当性のない茶番劇」親ロ派外国人捕虜に『死刑判決』自称“人民共和国”の裁判所(2022年6月10日)

ウクライナ東部で新ロシア派が支配する自称“ドネツク人民共和国”の裁判所で、ロシア側に拘束されたイギリス人のエイデン・アスリン氏とショーン・ピナー氏、モロッコ人のブラヒム・サウドゥン氏が裁判にかけられました。

一方的に独立を宣言した“国”の国際的には認められていない法廷ですが、3人に下された判決は「死刑」でした。

イギリス人捕虜、エイデン・アスリン氏:「公平な判決を期待していました。捜査に協力して“ドネツク人民共和国”に投降したのだから」

国際的に捕虜の扱いを定めたジュネーブ条約では、戦争捕虜は人道的処遇を受ける権利が認められています。

“ドネツク人民共和国”の裁判所は、3人をお金で一時的に雇われた「傭兵」として活動していたと断定し、死刑判決を下しました。つまり、捕虜としての権利を有しない「傭兵」だとしました。

しかし、イギリス人兵士の2人は、お金で一時的に雇われたわけではありません。ロシアによるウクライナ侵攻が始まる以前から、ウクライナ軍に所属していました。

イギリス人捕虜、ショーン・ピナー氏(1月):「妻はウクライナ人です。ここに住む権利があります。地元の人たちとも時間をかけて親しくなったし、戦争屋でも戦争中毒でもない。みんなが知っています」

イギリス人捕虜、エイデン・アスリン氏(1月):「西側諸国はウクライナを政治的に支援するべきです。国を守れるだけの武器を与えるべきです」

今回、死刑判決を下した裁判所は“正義”に基づいた特例判決だと主張しました。

裁判長:「裁判所は、明文化された規範や規則に基づくだけではなく、不動の主原則である“正義”をもとに判決を行った。“正義の観点”があったればこそ、困難であり、重大な死刑の決定をすることができた」

ロシアは国として死刑執行を停止していますが、分離派が支配するウクライナの地域はその限りではないという立場です。

ロシア、ラブロフ外相:「ドネツク人民共和国の法律で裁判は行われている。ドネツク人民共和国の司法に干渉するつもりはない」

ロシア兵捕虜との交換を求めていたウクライナは。

ウクライナ外務省:「ウクライナ軍で戦うすべての外国人は軍隊の軍人であり、戦闘員の法的地位を持ち、捕虜の権利を享受している。こうした公開裁判は、法律や道徳よりもプロパガンダの利益を優先させ、戦争捕虜の交換制度を弱体化させる」

イギリスも非難しています。

イギリス、ジェンリック下院議員:「彼らは傭兵などではなく、従軍を自ら決めた英国民だ。プーチンの侵攻の前から従軍していた。この裁判は見せしめの茶番劇だ。なんら正当性もない」

イギリス、トラス外相:「彼らは戦争捕虜であり、これはまったく正当性のない偽りの判決です。ご家族に寄り添い、今後も全力で支援いたします」

◆弁護士の仲岡しゅんさんに聞きます。

(Q.“正義”という言葉がむなしく響きますね)

私も弁護士として、「正義」と「正義」のぶつかり合いのなかで仕事をしていますが、例えば裁判であれば、個人対個人で解決する話です。しかし、国対国となると、その下にはたくさんの一般の罪のない民衆がいることを忘れてはいけないと思います。

現に殺されたり、町を破壊されて被害に遭っているウクライナ国民も、やりたくない戦争に荷担させられたり、反戦運動が弾圧されているロシア国民も共に被害者で、胸が痛みます。

(Q.今回の死刑判決をどう見ますか)

一方的に独立を宣言した地域の裁判なので、裁判所がまともに機能しているのか疑問で、ロシア側の恣意的な判断がなされているように思います。

ウクライナ侵攻に批判的な国の国民を死刑にすることで、見せしめにしているようにしか思えません。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp

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