【解説】年末年始の新型コロナ対策 用意しておきたい「検査キット」

【解説】年末年始の新型コロナ対策  用意しておきたい「検査キット」

クリスマスも過ぎまして、年末年始をどう過ごそうかと思いをはせている人も多いかと思います。ただ、新型コロナウイルス対策も忘れないようにしましょう。

・帰省する? 旅行する?
・感染しても“偽陰性”
・休診に注意

以上のポイントを中心に詳しく解説します。

■年末年始どう過ごす? 「旅行に行く」人の感染対策は

皆さんが年末年始どのように過ごすのか、JTBが先月、調査を実施しました。調査によると、国内旅行をする人は推計で2100万人です。旅行に行くかどうかを聞いたアンケートでは、16.3%が「行く」「たぶん行く」と答えていました。旅行の目的は、次のようになっています。

(1)家族と過ごす 34.9%

(2)帰省 25.3%

(3)リラックス・のんびり 25.0%

(4)食事・地域の味覚を楽しむ 20.3%

(5)温泉でゆっくり 20.1%

一方で、年末年始、「旅行に行かない」と答えた人も当然いまして、その理由は次のようになっています。

(1)いつも家でゆっくりしている 36.9%

(2)混雑する 32.1%

(3)新型コロナがまだ収束していない、拡大の懸念がある 22.4%

(4)旅行費用が高いから 20.0%

(5)家計に余裕がない 18.1%

この中で、注目したいのは、「新型コロナがまだ収束していない、拡大の懸念がある」という理由です。“新型コロナを心配して旅行は控える”と答えた人が、5人に1人ほどいたのです。

ただ、旅行に行くという人が何も考えていないわけではありません。「旅行に行く」と答えた人からは、「公共交通機関を使わず自家用車やレンタカーを使う」「人が多数移動する時間を避ける」「外国人観光客の増加などにより混雑が予想される観光地は避ける」と、いろいろな感染対策を考えているとの答えがありました。

■用意しておきたい「検査キット」 注意点は

今の感染状況について、26日発表の全国の感染者数は7万7256人でした。1週間前の19日より6000人ほど増えており、今年夏の第7波に迫る勢いです。こうした感染状況の中、年末年始に旅行する人もしない人もどう備えたらいいのかをみていきます。

まず、家に準備する、もしくは旅行先に持っていった方がいいものは「解熱剤」と「抗原検査キット」です。コロナ禍も長引いているので、どちらも家にあるという人は多いと思いますが、家族の人数分があるかを確認しておきましょう。家族の誰か1人が感染したら、家族全員を念のため確認しておきたいということもあるかもしれませんので、数をそろえておいた方がいいです。

抗原検査キットについては最近、新型コロナとインフルエンザを同時に調べることができる、新たなものが販売になりました。薬局やインターネットで入手可能になってきています。気になる値段については、メーカーの1つ、富士レビオの製品の場合、1回の検査あたり2000円~2500円程度だということです。鼻の粘液を採取するタイプで、20分程度で結果がわかるそうです。

便利なものではありますが、使い方には注意が必要です。

・誰が使う?

厚生労働省は基本的な考え方として、このような検査キットは、重症化リスクが高くない人が自分でチェックするために使うものだという風に位置づけています。高齢者、基礎疾患がある人、妊婦、小学生以下の子ども、もしくは症状が重いという人は、検査キットに頼らず症状が出たら医療機関を受診してください。

・いつ使う?

発熱後すぐの検査は避けてください。特にインフルエンザの場合、発症直後はウイルスの量が少ないということで、陽性なのに陰性という結果が出る「偽陰性」になる可能性が比較的高いといいます。

では、具体的にどのぐらいの時間をおいたらいいのか、東京小児科医会の理事を務め、都内で発熱外来も担っている時田章史医師に話を聞くと、「発症してから6時間以上、できれば12時間ぐらいたってから検査してほしい」ということでした。

■要注意 キットを「陰性の確定」のためには使わない

さらに、時田医師は、「肝に銘じてほしいのは、検査キットを『陰性の確定』のためには使わないということ」と注意を呼びかけています。例えば、ワクチンをしっかり繰り返し接種している場合は、感染しても体内のウイルスの量が少ないため、検査で「偽陰性」になってしまう可能性があるそうです。

しかも、病院での検査だと、綿棒を鼻の奥まで入れ検体をしっかり採取するので感度も高いです。一方の検査キットでは、鼻の穴の入り口から2センチ程度差し込むということで、病院での検査より“手前”です。

さらに自分でやるとなると、手軽に済ます人も出てきます。全ての段取りを丁寧にやらないと、検査の感度が下がり、不正確な結果が出てくることを承知してほしいということです。特に「陰性」の場合には、検査キットを過信しすぎないことも大事です。

    ◇

年末年始は病院の休診が多いので、地元でも出先でも、感染すると対処できない場合もあります。あらかじめ、かかりつけ医の休診予定など、地域の医療体制をしっかり確認してください。
(2022年12月26日放送「news every.」より)

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