無料配布に大学生1000人の行列、10万円給付の線引きは

無料配布に大学生1000人の行列、10万円給付の線引きは

コロナ禍で生活苦を訴える大学生の数が増えている問題について。夜の街のアルバイトにも学生の応募が急増。学生の暮らしは、今どうなっているのでしょうか。

東京新宿・歌舞伎町。

女性スタッフと男性客
「かんぱ~い」

ガールズバー(Family Restaurant SPECIAL)で働くマルコさん、20歳。専門学校の2年生です。ほぼ毎日、学校が終わってからここで働いています。目的は、学費と家賃を稼ぐため。

マルコさん
「家賃は6万ぐらいで、学費が10~15万ぐらい」
山本恵里伽キャスター
「アルバイトで働いて稼がいないと生活ができない?」
マルコさん
「そうですね。学費があるので、いっぱい働かないと学校行けなくなっちゃうんで」

今、マルコさんのような学生が増えているといいます。この店では10月末から2週間で約50人の学生がアルバイトに応募してきたとオーナーは話します。

ガールズバーのオーナー
「以前は交遊費や旅行の資金集めの(アルバイト)スタッフが多かったんですけど、最近は家賃や生活にかかわる費用を負担するためにアルバイトしたいという応募が増えている」

先週、岸田総理は経済的に厳しい学生にも10万円を給付すると表明しました。実は去年も、生活が苦しくなった大学生や専門学校生などに10万円が支給されましたが、「一人暮らし」で「アルバイト収入が半分に減った人」など一部の人に限られました。今回、どのような人が対象になるのか今週中にも決まる予定ですが、多くの学生が助けを求めています。

11月15日午前10時過ぎ、東京・世田谷区にある駒澤大学では・・・

山本キャスター
「こちらの大学では新型コロナで困窮する学生を対象に、無料で食料品や生理用品を配布しています。あと10分ほどで配布が始まるんですが、ご覧のように行列ができています」

大学が無料配布を行うのは今年3回目ですが、食料品や生理用品に加えて今回は文房具も用意しました。15日は1000人ほどの学生が訪れました。

駒澤大1年
「全員一人暮らし」
「アルバイトもなかなか受かりづらくて、営業時間も短縮されてシフトも入りづらい状況だった」

駒澤大2年
「夜ご飯とか食べない日もあったので、こうやって(支援して)もらったので積極的にちゃんと食べようと思いました」

食費をひと月1万円に切り詰めているという学生も・・・。

駒澤大2年「学食はちょっと値段がするので、スーパーで1個100円以下のパンを買ってお昼食べたり」
山本キャスター
「お腹空きませんか」
駒澤大2年
「なんとか・・・」

15日の夜、東京学芸大学では授業を終え、駆けつける学生の姿が。
100円を払って受け取ったのは・・・弁当です。困窮する学生のため、大学が150食分を用意したのです。

東京学芸大4年
「すごいうれしいです。100円で安いので一人暮らしなのでありがたいです」
東京学芸大3年
「温かくておいしそうですよね」

さらに・・・弁当の盛り付けをするのも学生です。少しでも収入を補ってもらおうと大学が臨時で学生を雇ったのです。
普段は飲食店でアルバイトをしているという3年生は・・・

東京学芸大3年
「月に1、2万くらいしか稼げない感じになっちゃって、ちょっと大変だったので」

経済的に厳しい状況が続く学生が多い中、給付金10万円の対象をどう線引きするのかが課題となっています。

東京学芸大 大学院1年
「支給されたらとりあえず家賃や来年の授業料にあてたい」
東京学芸大1年
「ギリギリのラインに当てはまらないけど困っている人もいると思うので、財政的に余裕があれば多くの人を支援してもらいたい」

困窮する学生への支援が求められています。(16日00:32)

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