今、新型コロナ感染者が少しずつ増えています。そうした中で、困っている声が多く聞かれるのが後遺症です。コロナウイルスは弱毒化しているものの、回復した後も「後遺症が残るケース」が多くなっています。感染者の状況を継続的に調査している広島県が、感染者727人に聞いたところ、全体の22%にあたる157人が「後遺症があった」と答えています。
深刻なのは、このうち、休職するなど「感染前の生活ができなくなっている人」が16人もいるということなんです。
続いて、後遺症で「最もつらいと感じる症状」を見ていきます。せき、けん怠感、味覚障害、そして抜け毛となっていますが、注目すべきは症状が続く期間です。グラフ上では灰色が1ヶ月、青は3ヶ月、赤が6ヶ月です。
せきでは1ヶ月が50人、3ヶ月が20人、6ヶ月が13人もいます。けん怠感は3ヶ月以上続いた方が多く、長期間、生活に支障をきたしている実態が見えてきます。
各都道府県などでコロナ後遺症の相談を受け付けているので今も苦しんでいる方は、ぜひ利用してみてください。
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https://newsdig.tbs.co.jp/articles/cbc/468907