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【徹底解説】“コロナ飲み薬”きょうから使用開始 その実力、課題は?(2021年12月27日)

 27日から新型コロナウイルスの飲み薬「モルヌピラビル」の使用が始まりました。どんな薬なのでしょうか。徹底解説していきます。 https://news.tv-asahi.co.jp ... Read More | Share it now!

【傷病手当金・失業保険・ 障害厚生年金受 […]

コロナ後遺症 味覚や嗅覚に“障害”残る恐れ(2020年12月4日)

東京では4日、新たに449人の感染が確認されました。新型コロナウイルスは高齢者が重症化するということで、若い人の気の緩みが指摘されていますが、若い人も関係する新型コロナウイルスの後遺症についてお伝えしていきたいと思います。 ... Read More | Share it now!

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「もう感染予防効果はない」なぜワクチン接種も感染増?夏休みどう過ごす?専門家解説(2022年7月6日)

新型コロナの感染者が再び急拡大しています。東京都ではここ最近は3000人台で推移してきましたが、6日は8341人と5日から3000人以上増えました。 感染者の内訳を見ると、20代が1912人、30代が1540人と若い世代が多くを占めていることが分かります。 医療提供体制については、第6波と比べると病床数が減ってきているので単純比較はできませんが、東京都のオミクロン株の特性を踏まえた重症者用病床使用率は5.0%(21人/420床)。第6波のピーク時(2月19日)は35.1%(263人/750床)でした。 ◆感染症学が専門の国際医療福祉大学・松本哲哉主任教授に聞きます。 【感染“急拡大”で重症者は】 (Q.感染者数が一気に増えた印象ですが、どう見ますか?) 5日の5000人、6日の8000人超えというのは、驚異的な数字で、確実に増えていると思います。私は6日に、外来をしましたが、陽性率が6割になってきました。今までとは違うフェーズに入ったかなと肌で感じています。 感染した方の話を聞いてみると「自分の家族が感染したから来ました」という方もいますが「自分がどこで感染したか思い当たるふしがない」という方も結構います。それだけ、市中に感染が広がっていて、知らず知らずのうちに感染している人も結構いる感じがします。 (Q.このままの勢いで感染拡大すると、医療ひっ迫は起こり得ますか?) オミクロン株が急に広がった時は、重症者・死亡者が増えました。ただ、その時にはオミクロン株に対する免疫があまりない状況で感染が拡大しました。今はある程度ワクチンも打たれていて、感染者がそこそこいたなかでの広がりです。今このタイミングで感染者が急に増えても、いきなり重症者が増えることはないのではないかと思います。 【なぜワクチン接種も“感染増”?】 感染急増の一因に、オミクロン株『BA.5』への置き換わりが指摘されています。 感染者のワクチン接種状況を見ると、6日東京都で感染が発表された8341人中、3~4回目も含めて2回以上接種している人は5218人でした。 (Q.ワクチンを接種していても感染者が多い状況をどう見るべきですか?) ・ワクチンを2回までしか接種していない人は、去年接種した人が多いと思います。時間がだいぶ経っているので、残念ながら抗体価は下がっていて、感染しているのだと思います。 3回目を接種した人でも感染している人がいます。そうなると、もう感染予防効果はないと思われるかもしれません。確かにオミクロン株に対して、感染そのものをワクチンによって防ぐことは期待できないと考えます。 ただ、ワクチンに意味がないという訳ではなく、重症化予防や症状を軽くする効果、後遺症の軽減といった効果はまだ期待できます。 (Q.『BA.5』が主流になっていくと、今のワクチンはどういう立ち位置になっていきますか?) 新たな変異株は、これまでのワクチンの効果をすり抜ける新たな変異ということで、どんどんワクチンの効果を下げる変異株が出てくると思います。『BA.5』もその典型ですし、このまま同じようなワクチンをずっと打ち続けていくと、効果が期待しづらくなるかもしれません。 ファイザーやモデルナはすでに作ろうとしていますが、オミクロンに特化したワクチンなどを導入することで効果を上げていくことが大事だと思います。 【想定内なら“時短要請”行わず】 感染者急増について、東京都の幹部は今後、去年夏の第5波のようなカーブを描きながら、一日あたり2万人程度の感染者数になると分析しています。 都は重症者数や病床使用率の推移が想定の範囲にとどまれば、飲食店への時短や休業の要請は行わない考えです。 【今年の夏 どう過ごせば?】 政府は、新しい観光需要喚起策『全国旅行支援』の開始時期について「7月前半中判断をしていきたい」という考えを示しています。 (Q.コロナと経済活動の両立を図るなかで、この夏をどう過ごすべきですか?) 少なくとも感染が拡大したから自粛しましょうという流れではないと思います。ただ、例えば、重症化リスクを抱えている人、ワクチン接種をまだしていない人は、まだ慎重に行動した方が良いと強調したいと思います。 それ以外のことについては、個人個人が自分でリスクを考えながらに判断していくことになると思います。 特にこれから夏になると、熱中症の関係もあるので、マスクをどのタイミングで外すのかということも個人個人が判断しなければいけません。 暑いなかでの換気の徹底なども配慮しながら、自分が置かれた立場を考えながら、感染対策をやらなければいけないところはしっかりやりながら、夏を過ごしていく必要があると思います。 ... Read More | Share it now!

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米国の黒い歴史 ワクチン不信生んだ人体実験 #リアルアメリカ(2021年10月22日) #Tuskegee #vaccine #COVID19

▼NYハーレム街録 黒人女性: 「政府なんて信用していないわ。  私たち黒人をずっと放置してきたのになぜ今になって気にすると思う?  ワクチンは実験 安全性は保証されていない」 黒人男性: 「ワクチンは信用できない。  もっと研究が進んで安全かどうかわかってから考える。  今は 裏に何があるかわからない」 黒人女性: 「梅毒よ!政府は昔 私たち黒人にワクチンではなく梅毒菌を与えたの  これまでずっとそんな事ばかり 私たちにどうしろって言うの?」 記者: 「政府は信用していない?」 黒人女性: 「No. No. No!全くしてないわ」 NY市の新型コロナワクチンの接種率は現在64%に上っている。 しかし黒人の接種率はわずか39%にとどまっている。(2021年10月7日現在) なぜワクチン接種の人種間格差がこれだけ大きいのか。そこにはアメリカの、ある“負の歴史”がある。 ▼ クリントン大統領(当時)が謝罪 クリントン大統領: 「国を代表して言うべき時がきた アメリカ政府がやったことは恥ずべき行為 ここに謝罪します」 1997年5月、当時のクリントン大統領はアメリカの黒人たちに対し、かつてアメリカ政府が過去40年にも渡っておこなってきた、ある「人体実験」について、公式に謝罪した。 ▼ タスキギー梅毒実験 「タスキギー梅毒実験」黒人が多く住むアラバマ州タスキギー市で、戦前の1932年から1972年まで、性感染症「梅毒」に関する臨床研究が行われた。 梅毒の治療を行わなかった場合の症状の進行を長期にわたり観察することが目的だった。 今では治療法が確立されていて重症化することもほとんどないが、当時は、放置すれば心臓、血管、神経まで侵され、死に至る恐ろしい病気だった。 にも関わらず、被験者である600人の黒人たちにはその事実が知らされなかった。 実験に参加すれば食事や医療、必要必需品が無料で与えられるといううまい話に、貧困にあえぐ多くの黒人たちは飛びついた。 彼らは結局、必要な治療も受けられずに、100人以上が死亡。 妻たちにも感染し、20人近い子供たちが先天性の梅毒に感染した状態で生まれてきた。 このタスキギー梅毒実験は、「アメリカの歴史上最も忌まわしい生体実験」と言われている。 ▼ NYブロンクスで黒人コロナ患者と向き合う 金原 聡子 医師 金原医師: 「当時ペニシリンはすでに存在していて治療法があったのに、治験対象者にそれを与えずに梅毒でどのような症状が出るかという実験が行われていた」 「自分たちが実験台にされたという不信感が強いのかなと思う」 ▼ 黒人たちにワクチン接種を促すブルックリンの牧師 NY市ブルックリンにある教会で牧師を務めるバーナードさん。 キリスト教への信仰心の強い黒人たちへの影響力は強く、NY市政府から黒人住民たちにワクチン接種を説得するよう依頼されたという。 クリスチャン・カルチュラル・センター A.R. バーナー牧師: 「このコミュニティの半数がワクチンへの恐れや疑念を抱いている。  特にアメリカのマイノリティたちは歴史的背景から政府に疑念を抱いている。  そのことが黒人たちがワクチンを打たない背景にあることは間違いなく、その正当な懸念に対しては私も理解を示さなければならない」 「同時に 医学的な知識やワクチンの成り立ちも理解する必要がある。  その上で医師とコミュニティの両方から話を聞き、人々の持つ恐怖や疑念に気を配りつつ、データをもとに得た私自身の見解を人々に伝えている。  私の判断を強制するのではなく、彼らが自分にとっての最良の選択ができるように促している」 「そこで私は 日曜礼拝に医療のプロを呼んで、ワクチンがどのような過程を経てできたのか、またワクチンが身体にどう影響するのかを説明してもらってきた。  科学は信頼できるということを伝えるためだ」 「私は牧師として、自分の意見と関係なく人々の気持ちに寄り添わなければならない。  その上で彼らが理にかなった判断ができるよう必要な情報を提供していくのが私の仕事だ。  宗教的リーダーの存在は非常に重要だ」 「多くの人が様々な情報に触れることができる今、情報は溢れているが見識には乏しい。  人々は正しく判断するための見識が必要 情報ばかりでは人々は判断を迷う。そこで見識を示すのが信頼されるリーダーだ」 「こういう状況でこそ人々はリーダー、特に宗教的リーダーを求めている。  なぜならこの問題は政治の領域を超えた普遍的価値が問われているのだから。  今もっとも重要な役割を担えるのは、信頼でき宗教的リーダーだ」 宗教リーダーの教えでワクチン接種を決心した黒人信者(プロテスタント) ・・・ 30% ... Read More | Share it now!

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「コロナ重症化」タンパク質で“予測・防止”(2020年11月22日)

この先、コロナでさらに経済活動が制限されるのか‥カギを握るのは「重症者の数」です。いかに重症者を減らすことができるか、最新の研究で劇的に改善できる可能性が出てきました。 ▽重症化“防止”の新技術 京都府立医科大学と大阪大学の研究チームは18日、患者に投与することで重症化を防ぐ可能性がある”特殊なタンパク質”を開発したと発表しました。一体、どのようなものなのでしょうか。 京都府立医科大学 星野温助教 「ウイルスが感染する前に先回りしてくっついて、ウイルスが細胞に感染できなくなるようにする薬です。」 体内に侵入した新型コロナウイルスは「肺の細胞の表面」にある『ACE2』と呼ばれるタンパク質にくっつき、細胞に侵入して感染することがわかっています。研究チームはこの『ACE2』を作り変えてウイルスとくっつく力を100倍以上強くした“特殊なタンパク質”を開発しました。これを薬として患者に投与すれば、新型コロナウイルスに先回りしてくっつき、細胞に侵入するのを防ぐことができるといいます。 京都府立医科大学 星野温助教 「それが肺に広がって肺炎にならないように、言ってみれば感染するけれども命に関わることがないように、しっかり予防できる薬になることを想定してます。」 “重症化を防ぐ治療薬”開発に向け、研究チームは来年度にヒトへの臨床試験開始を、再来年度の実用化を目指しています。 ▽重症化“予測”の新技術 国立国際医療研究センターが進めているのは“重症化予測”の研究です。 国立国際医療研究センター 杉山真也・副プロジェクト長 「この装置が実際に患者さんの血液中のタンパク質の濃度を、短時間で測定してくれる自動装置です。」 コロナ患者の血液を調べた研究チームは、重症化するかどうかを感染初期に予測できるタンパク質を発見しました。血液中に含まれる5つのタンパク質のうち、「CCL17」は、健康な人は300前後の数値ですが、重症化する人は感染初期から100以下の低い値になっていることが世界で初めてわかりました。また他の4つのタンパク質は、重症化する数日前に急激な濃度上昇があると分かったのです。これらのタンパク質の濃度変化で、『重症化する可能性がある人』が事前に見極められるため、早期治療も可能になるといいます。 国立国際医療研究センター 杉山真也・副プロジェクト長 「重症化した場合、早めに治療することで回復も早くなるということが分かっていますので、重症化しうる方の治療を遅らせない、早めに介入するということがある程度の根拠を持ってできるようになるのではないかと考えています。」 研究チームでは、重症化を予測するタンパク質の検査キットを開発。国の審査が通れば今年度中にも医療現場で使用できる可能性があるといいます。 ... Read More | Share it now!

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「もう感染予防効果はない」なぜワクチン接種も感染増?夏休みどう過ごす?専門家解説(2022年7月6日)

新型コロナの感染者が再び急拡大しています。東京都ではここ最近は3000人台で推移してきましたが、6日は8341人と5日から3000人以上増えました。 感染者の内訳を見ると、20代が1912人、30代が1540人と若い世代が多くを占めていることが分かります。 医療提供体制については、第6波と比べると病床数が減ってきているので単純比較はできませんが、東京都のオミクロン株の特性を踏まえた重症者用病床使用率は5.0%(21人/420床)。第6波のピーク時(2月19日)は35.1%(263人/750床)でした。 ◆感染症学が専門の国際医療福祉大学・松本哲哉主任教授に聞きます。 【感染“急拡大”で重症者は】 (Q.感染者数が一気に増えた印象ですが、どう見ますか?) 5日の5000人、6日の8000人超えというのは、驚異的な数字で、確実に増えていると思います。私は6日に、外来をしましたが、陽性率が6割になってきました。今までとは違うフェーズに入ったかなと肌で感じています。 感染した方の話を聞いてみると「自分の家族が感染したから来ました」という方もいますが「自分がどこで感染したか思い当たるふしがない」という方も結構います。それだけ、市中に感染が広がっていて、知らず知らずのうちに感染している人も結構いる感じがします。 (Q.このままの勢いで感染拡大すると、医療ひっ迫は起こり得ますか?) オミクロン株が急に広がった時は、重症者・死亡者が増えました。ただ、その時にはオミクロン株に対する免疫があまりない状況で感染が拡大しました。今はある程度ワクチンも打たれていて、感染者がそこそこいたなかでの広がりです。今このタイミングで感染者が急に増えても、いきなり重症者が増えることはないのではないかと思います。 【なぜワクチン接種も“感染増”?】 感染急増の一因に、オミクロン株『BA.5』への置き換わりが指摘されています。 感染者のワクチン接種状況を見ると、6日東京都で感染が発表された8341人中、3~4回目も含めて2回以上接種している人は5218人でした。 (Q.ワクチンを接種していても感染者が多い状況をどう見るべきですか?) ・ワクチンを2回までしか接種していない人は、去年接種した人が多いと思います。時間がだいぶ経っているので、残念ながら抗体価は下がっていて、感染しているのだと思います。 3回目を接種した人でも感染している人がいます。そうなると、もう感染予防効果はないと思われるかもしれません。確かにオミクロン株に対して、感染そのものをワクチンによって防ぐことは期待できないと考えます。 ただ、ワクチンに意味がないという訳ではなく、重症化予防や症状を軽くする効果、後遺症の軽減といった効果はまだ期待できます。 (Q.『BA.5』が主流になっていくと、今のワクチンはどういう立ち位置になっていきますか?) 新たな変異株は、これまでのワクチンの効果をすり抜ける新たな変異ということで、どんどんワクチンの効果を下げる変異株が出てくると思います。『BA.5』もその典型ですし、このまま同じようなワクチンをずっと打ち続けていくと、効果が期待しづらくなるかもしれません。 ファイザーやモデルナはすでに作ろうとしていますが、オミクロンに特化したワクチンなどを導入することで効果を上げていくことが大事だと思います。 【想定内なら“時短要請”行わず】 感染者急増について、東京都の幹部は今後、去年夏の第5波のようなカーブを描きながら、一日あたり2万人程度の感染者数になると分析しています。 都は重症者数や病床使用率の推移が想定の範囲にとどまれば、飲食店への時短や休業の要請は行わない考えです。 【今年の夏 どう過ごせば?】 政府は、新しい観光需要喚起策『全国旅行支援』の開始時期について「7月前半中判断をしていきたい」という考えを示しています。 (Q.コロナと経済活動の両立を図るなかで、この夏をどう過ごすべきですか?) 少なくとも感染が拡大したから自粛しましょうという流れではないと思います。ただ、例えば、重症化リスクを抱えている人、ワクチン接種をまだしていない人は、まだ慎重に行動した方が良いと強調したいと思います。 それ以外のことについては、個人個人が自分でリスクを考えながらに判断していくことになると思います。 特にこれから夏になると、熱中症の関係もあるので、マスクをどのタイミングで外すのかということも個人個人が判断しなければいけません。 暑いなかでの換気の徹底なども配慮しながら、自分が置かれた立場を考えながら、感染対策をやらなければいけないところはしっかりやりながら、夏を過ごしていく必要があると思います。 ... Read More | Share it now!

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独自検証“エアロゾル感染”換気に効果的な家電とは(2021年9月12日)

感染者数が減少傾向にある一方で深刻なのが家庭内感染です。どうすれば防ぐことができるのか。カギを握る“空気”の流れを独自検証しました。 ▽“空気中を漂う”粒子で感染も... Read More | Share it now!

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世界初 キラーT細胞でコロナ治療 キーマンに聞く(2021年6月8日)

人が誰でも持っている免疫細胞『キラーT細胞』を人工的に作り、新型コロナウイルスの治療薬を開発するという研究が注目されています。 キラーT細胞は、ウイルスに感染した細胞を破壊する力を持っています。また『記憶力』があるので、いったんウイルスの情報を知ると、次に同じウイルス来た時に、すぐに破壊することができます。 京都大学ウイルス・再生医科学研究所などで進められている研究では、回復した新型コロナ感染者から採血して、新型コロナを記憶したキラーT細胞を取り出し、どんな細胞や組織にもなることができるiPS細胞を材料に培養し、治療薬にすることを目指しています。このiPS細胞を使う技術が世界で唯一だということです。 京都大学ウイルス・再生医科学研究所の河本宏教授に話を聞きます。 (Q.抗体との違いは何ですか?) 抗体は、ウイルスに直接くっついて、ウイルスが細胞に入るのをブロックする力を持っています。ただ、それをすり抜けて、ウイルスが細胞内に入ってしまうと、抗体は効果がありません。そこでキラーT細胞の出番になります。キラーT細胞は、ウイルスに感染した細胞を、細胞ごと殺します。どんどん殺していくので、体からウイルスがいなくなって、病気を治す力を持っています。 (Q.キラーT細胞を培養するためには、iPS細胞を経由しないといけないのですか?) 病気から治った患者の血液の中には、その病気を治したキラーT細胞がいます。ただ、このままだと、免疫系が拒絶するので、他の人に直接入れることができません。そのため、iPS細胞を使います。京都大学のiPS細胞研究財団が作っている、他人に拒絶されにくいiPS細胞を材料にします。私たちの場合、キラーT細胞がウイルスを見つける時に使う分子を取ってきて、iPS細胞に入れます。そのiPS細胞からキラーT細胞を大量に作ります。この分子を入れるところと、iPS細胞から大量にキラーT細胞を作るというところが、私たち独自の技術を持っています。 (Q.治療薬は、どんなタイミングで投与する想定ですか?) 重症化リスクの高い患者が、肺炎を起こす前に使って、重症化を防ぐことを想定しています。 (Q.変異型にも効果はありますか?) 変異は、ウイルスのスパイクたんぱく質に起こります。抗体はスパイクに対してできるので、ウイルスが変異を起こすと効かなくなることがあります。一方、キラーT細胞は、ウイルス全体を標的にするので、ウイルスが少し変異を起こしても、効果を持ち続けることが期待できます。 (Q.キラーT細胞はどれぐらいの期間、ウイルスを記憶しますか?) 免疫は、いったんつけば、何十年も持つようなこともあります。ただ、今回のコロナに関しては、誰も分かりません。できるだけ長く続くことを期待しながら、研究を続けていこうというところです。 (Q.実用化のめどは立っていますか?) 私たちは分子も持っていますし、元になるiPS細胞もあるので、1年ぐらいあれば作れそうです。ただ、ちゃんとした施設で作って、安全性を見極めるのに時間がかかるので、早くても3年後になると思います。そのころには、新型コロナは終わっているかもしれませんが、いったんこの体制ができたら、他のウイルス感染症のキラーT細胞を作ることができます。未知のウイルスが来てパンデミックが起きた時にも、半年以内くらいに細胞を作って治療に使うなど、つないでいくことができると期待しています。 ... Read More | Share it now!

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新型コロナ“後遺症”に効果か 治療薬を新発見(2022年7月25日)

 新型コロナの後遺症の治療法がいまだ確率されていないなか、大学の研究グループが後遺症の治療に期待できる薬を新たに発見しました。  感染者数はこれまでにないほどに増え続けています。24日までの1週間、全国で確認された感染者は105万人。第6波のピークを大きく上回り、初めて100万人を超えました。  一方で、重症者は第6波の時よりも少ない水準で推移しています。  しかし、新型コロナウイルスには例え重症化しなくても、大きなリスクが潜んでいます。  “後遺症”に悩むAさん(30代):「実際にコロナにかかった時は軽症で そこまで強くつらい想いはしなかったので、それで終わればいいのかなと思うが、自分がかなり後遺症のなかでもひどいと診断されています」  それがコロナの後遺症です。厚生労働省の調査では新型コロナで入院した患者およそ1000人のうち13%の人が1年後にも倦怠(けんたい)感と疲労感が続いていると回答しています。  5カ月前に家族でコロナに感染したAさん。コロナの症状は軽かったものの、今も強い倦怠感で仕事もできない状態だといいます。  “後遺症”に悩むAさん:「正直一日中、本当に横になっていてトイレに行ったり最低限、身の回りの自分のことはできてはいるんですけど、なかなか何かしようと思い立って動いたりとかはほとんどできないですし外出も家でも杖をついているような状態なので」  Aさんはコロナから回復した3月に職場復帰をしたのですが、4月になっても強い倦怠感を感じていました。  ゴールデンウィークには検査のため10日ほど入院。その後も症状は改善せず現在はコロナの後遺症で休職中だということです。  “後遺症”に悩むAさん:「色々新しい情報を仕入れながら薬を色々と変えて頂いたりはしているが実際、何か…それで強く症状が改善されたりとかっていう実感がない状態なので、少しでも良くなる可能性があるのであればなんでもいいからやりたいというのが本音ですね」  そんな後遺症の治療に明るい兆しがあります。  東京慈恵会医科大学・近藤一博教授:「すでに使われている薬を使うことで困っている方の手元に(なるべく早く)お届けできるかなと我々は期待しています」  既存の薬がコロナの後遺症治療に効果が期待できることを東京慈恵会医科大学の研究グループが発表したのです。  その薬というのが認知症の治療薬として使われている「ドネペジル」です。  一体なぜ、認知症の治療薬がコロナの後遺症治療に期待できるのでしょうか。  それは研究グループが突き止めた後遺症の原因に関係があります。  近藤教授らの研究は、これまでなかった倦怠感やうつの症状を持つ研究用マウスを作り出すことから始まりました。  そのマウスの脳の異常を調べると、においを検知する「嗅球(きゅうきゅう)」という脳の一部に損傷がみられ、脳全体にも炎症が起きていることが分かったのです。  東京慈恵会医科大学・近藤一博教授:「新型コロナウイルスですね。鼻の奥にある嗅球という部分を攻撃すると。そのことによって、脳内のアセチルコリンという神経伝達物質が減っていて、脳が非常に炎症しやすくなる状態になるということを見つけました」  「アセチルコリン」とは脳の炎症などを抑制する神経伝達物質です。近藤教授はこの物質の減少が倦怠感やうつの症状の原因ではないかと考えました。  東京慈恵会医科大学・近藤一博教授:「アセチルコリンの不足を補うと、LongCOVID(後遺症)の治療につながるのではと。動物で非常に効果があった。ドネペジルは安全性が確認されている薬なのでLongCOVID(後遺症)に効くかどうかの治験がすごくやりやすい」  今年の秋から人に対する臨床試験が行われる予定です。  認知症の治療薬がコロナの後遺症に悩む人を救うかもしれません。 ... Read More | Share it now!

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診察待ち患者 医療スタッフに“怒号”も…発熱外来に殺到 無症状陽性者「相当いる」【もっと知りたい!】(2022年7月27日)

 26日、全国で新たにおよそ20万人が新型コロナウイルスに感染しました。病院が急増する感染者の対応に追われるなか、怒鳴り付ける患者が医療スタッフを苦しめています。 ■“第7波”無症状の陽性者「相当いる」  千葉市にあるクリニック。26日も、発熱外来には、常に20人から30人が並んでいました。  東京ビジネスクリニック・内藤祥院長:「朝、受け付けが始まった時点で(定員)人数を毎日、上回っている。陽性率が非常に高くなっていて。今週は80%を超えている。熱がある方、風邪のような症状がある方は、コロナじゃないと考える方が不自然」  福岡の病院では、朝から数十メートルにわたり行列ができました。感染者の多い大阪では、発熱外来に並ぶ人で商店街の一部が埋め尽くされています。  内藤院長:「無症状で熱もないような方が、陰性証明のために検査をしたんですけど、検査をしたら陽性が出てしまって。無症状の陽性者というのが相当な数いると考えられます」 ■都の診療機関「これ以上受け入れできず」  26日、都内の新規感染者は3万1593人。先週火曜日と比べ、感染者はおよそ2万人増えました。  都の発熱相談センターによると、患者からの電話がやまず、登録している診療機関からは「これ以上、受け入れできない」との連絡が次々に来ているといいます。  東京都福祉保険局のサイトには、診療機関を表すマップがあります。  青色のマークは、受け入れ可能な医療機関となっています。オレンジ色のマークは、かかりつけの患者のみの受け入れとなっています。それが、半分ほどを占めています。 ■患者から怒り…スタッフの心は深刻な状態  東京・北区のクリニックでも一日中、電話が鳴りやみません。  メールも含め、200件を超える問い合わせが来ていますが、応えられる数は10分の1にも満たないのが現状です。  いとう王子神谷内科外科クリニック・伊藤博道院長:「息苦しい?結構ね、下気道に炎症が広がって過敏になっている。ご飯食べられてます?食べられない」  患者が長時間待たされて診察にたどり着くなか、そのストレスや怒りがスタッフにも降り注いでくるといいます。  伊藤院長:「『何で受診できないの?』『何で予約取れないの?』。決して皆が、今の状況を共通認識として把握して共感しているわけではない。『意味分からない!』『うちの子に何かあったら責任を取れるの?』という感じで、罵声を浴びせられてしまったりすると、心がなえる。返す言葉がなくなって、耐えきれなくなるスタッフもいる」  院内スタッフの心は、深刻な状態だといいます。それは、院長自身もです。  伊藤院長:「さっきも夜、検査結果の説明した若い方が『遅くまでありがとうございます』って言ってくれた方がいて。『遅くまでありがとうございます』という一言に、ちょっとホロっときてしまうくらい」 ■「特設発熱外来治療センター」開設期待  ここに書かれた「正」の字は、26日に受け入れを断わらざるを得なかった人達の数です。  伊藤院長:「実は新しい試みを。これじゃイカンと思って。オンラインで少しでも診察をして、一人でも多くの人に。きょうは、いつもだと十数人しか診られないところを24人の患者さんを診ました」  院長は、26日からオンライン診療を開始。前の日に比べ、およそ倍の患者を診ることができました。ただ、個人の努力にも限界があるといいます。  伊藤院長:「とてつもなく、発熱外来が足りないというのが分かってきたので。特設発熱外来治療センター、こういった大規模なものを、たくさん作ってもらうということを考えて頂けないかなと期待」 (「グッド!モーニング」2022年7月27日放送分より) ... Read More | Share it now!

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新型コロナ“後遺症”に効果か 治療薬を新発見(2022年7月25日)

 新型コロナの後遺症の治療法がいまだ確率されていないなか、大学の研究グループが後遺症の治療に期待できる薬を新たに発見しました。  感染者数はこれまでにないほどに増え続けています。24日までの1週間、全国で確認された感染者は105万人。第6波のピークを大きく上回り、初めて100万人を超えました。  一方で、重症者は第6波の時よりも少ない水準で推移しています。  しかし、新型コロナウイルスには例え重症化しなくても、大きなリスクが潜んでいます。  “後遺症”に悩むAさん(30代):「実際にコロナにかかった時は軽症で そこまで強くつらい想いはしなかったので、それで終わればいいのかなと思うが、自分がかなり後遺症のなかでもひどいと診断されています」  それがコロナの後遺症です。厚生労働省の調査では新型コロナで入院した患者およそ1000人のうち13%の人が1年後にも倦怠(けんたい)感と疲労感が続いていると回答しています。  5カ月前に家族でコロナに感染したAさん。コロナの症状は軽かったものの、今も強い倦怠感で仕事もできない状態だといいます。  “後遺症”に悩むAさん:「正直一日中、本当に横になっていてトイレに行ったり最低限、身の回りの自分のことはできてはいるんですけど、なかなか何かしようと思い立って動いたりとかはほとんどできないですし外出も家でも杖をついているような状態なので」  Aさんはコロナから回復した3月に職場復帰をしたのですが、4月になっても強い倦怠感を感じていました。  ゴールデンウィークには検査のため10日ほど入院。その後も症状は改善せず現在はコロナの後遺症で休職中だということです。  “後遺症”に悩むAさん:「色々新しい情報を仕入れながら薬を色々と変えて頂いたりはしているが実際、何か…それで強く症状が改善されたりとかっていう実感がない状態なので、少しでも良くなる可能性があるのであればなんでもいいからやりたいというのが本音ですね」  そんな後遺症の治療に明るい兆しがあります。  東京慈恵会医科大学・近藤一博教授:「すでに使われている薬を使うことで困っている方の手元に(なるべく早く)お届けできるかなと我々は期待しています」  既存の薬がコロナの後遺症治療に効果が期待できることを東京慈恵会医科大学の研究グループが発表したのです。  その薬というのが認知症の治療薬として使われている「ドネペジル」です。  一体なぜ、認知症の治療薬がコロナの後遺症治療に期待できるのでしょうか。  それは研究グループが突き止めた後遺症の原因に関係があります。  近藤教授らの研究は、これまでなかった倦怠感やうつの症状を持つ研究用マウスを作り出すことから始まりました。  そのマウスの脳の異常を調べると、においを検知する「嗅球(きゅうきゅう)」という脳の一部に損傷がみられ、脳全体にも炎症が起きていることが分かったのです。  東京慈恵会医科大学・近藤一博教授:「新型コロナウイルスですね。鼻の奥にある嗅球という部分を攻撃すると。そのことによって、脳内のアセチルコリンという神経伝達物質が減っていて、脳が非常に炎症しやすくなる状態になるということを見つけました」  「アセチルコリン」とは脳の炎症などを抑制する神経伝達物質です。近藤教授はこの物質の減少が倦怠感やうつの症状の原因ではないかと考えました。  東京慈恵会医科大学・近藤一博教授:「アセチルコリンの不足を補うと、LongCOVID(後遺症)の治療につながるのではと。動物で非常に効果があった。ドネペジルは安全性が確認されている薬なのでLongCOVID(後遺症)に効くかどうかの治験がすごくやりやすい」  今年の秋から人に対する臨床試験が行われる予定です。  認知症の治療薬がコロナの後遺症に悩む人を救うかもしれません。 ... Read More | Share it now!

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「もう感染予防効果はない」なぜワクチン接種も感染増?夏休みどう過ごす?専門家解説(2022年7月6日)

新型コロナの感染者が再び急拡大しています。東京都ではここ最近は3000人台で推移してきましたが、6日は8341人と5日から3000人以上増えました。 感染者の内訳を見ると、20代が1912人、30代が1540人と若い世代が多くを占めていることが分かります。 医療提供体制については、第6波と比べると病床数が減ってきているので単純比較はできませんが、東京都のオミクロン株の特性を踏まえた重症者用病床使用率は5.0%(21人/420床)。第6波のピーク時(2月19日)は35.1%(263人/750床)でした。 ◆感染症学が専門の国際医療福祉大学・松本哲哉主任教授に聞きます。 【感染“急拡大”で重症者は】 (Q.感染者数が一気に増えた印象ですが、どう見ますか?) 5日の5000人、6日の8000人超えというのは、驚異的な数字で、確実に増えていると思います。私は6日に、外来をしましたが、陽性率が6割になってきました。今までとは違うフェーズに入ったかなと肌で感じています。 感染した方の話を聞いてみると「自分の家族が感染したから来ました」という方もいますが「自分がどこで感染したか思い当たるふしがない」という方も結構います。それだけ、市中に感染が広がっていて、知らず知らずのうちに感染している人も結構いる感じがします。 (Q.このままの勢いで感染拡大すると、医療ひっ迫は起こり得ますか?) オミクロン株が急に広がった時は、重症者・死亡者が増えました。ただ、その時にはオミクロン株に対する免疫があまりない状況で感染が拡大しました。今はある程度ワクチンも打たれていて、感染者がそこそこいたなかでの広がりです。今このタイミングで感染者が急に増えても、いきなり重症者が増えることはないのではないかと思います。 【なぜワクチン接種も“感染増”?】 感染急増の一因に、オミクロン株『BA.5』への置き換わりが指摘されています。 感染者のワクチン接種状況を見ると、6日東京都で感染が発表された8341人中、3~4回目も含めて2回以上接種している人は5218人でした。 (Q.ワクチンを接種していても感染者が多い状況をどう見るべきですか?) ・ワクチンを2回までしか接種していない人は、去年接種した人が多いと思います。時間がだいぶ経っているので、残念ながら抗体価は下がっていて、感染しているのだと思います。 3回目を接種した人でも感染している人がいます。そうなると、もう感染予防効果はないと思われるかもしれません。確かにオミクロン株に対して、感染そのものをワクチンによって防ぐことは期待できないと考えます。 ただ、ワクチンに意味がないという訳ではなく、重症化予防や症状を軽くする効果、後遺症の軽減といった効果はまだ期待できます。 (Q.『BA.5』が主流になっていくと、今のワクチンはどういう立ち位置になっていきますか?) 新たな変異株は、これまでのワクチンの効果をすり抜ける新たな変異ということで、どんどんワクチンの効果を下げる変異株が出てくると思います。『BA.5』もその典型ですし、このまま同じようなワクチンをずっと打ち続けていくと、効果が期待しづらくなるかもしれません。 ファイザーやモデルナはすでに作ろうとしていますが、オミクロンに特化したワクチンなどを導入することで効果を上げていくことが大事だと思います。 【想定内なら“時短要請”行わず】 感染者急増について、東京都の幹部は今後、去年夏の第5波のようなカーブを描きながら、一日あたり2万人程度の感染者数になると分析しています。 都は重症者数や病床使用率の推移が想定の範囲にとどまれば、飲食店への時短や休業の要請は行わない考えです。 【今年の夏 どう過ごせば?】 政府は、新しい観光需要喚起策『全国旅行支援』の開始時期について「7月前半中判断をしていきたい」という考えを示しています。 (Q.コロナと経済活動の両立を図るなかで、この夏をどう過ごすべきですか?) 少なくとも感染が拡大したから自粛しましょうという流れではないと思います。ただ、例えば、重症化リスクを抱えている人、ワクチン接種をまだしていない人は、まだ慎重に行動した方が良いと強調したいと思います。 それ以外のことについては、個人個人が自分でリスクを考えながらに判断していくことになると思います。 特にこれから夏になると、熱中症の関係もあるので、マスクをどのタイミングで外すのかということも個人個人が判断しなければいけません。 暑いなかでの換気の徹底なども配慮しながら、自分が置かれた立場を考えながら、感染対策をやらなければいけないところはしっかりやりながら、夏を過ごしていく必要があると思います。 ... Read More | Share it now!

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新型コロナ“後遺症”に効果か 治療薬を新発見(2022年7月25日)

 新型コロナの後遺症の治療法がいまだ確率されていないなか、大学の研究グループが後遺症の治療に期待できる薬を新たに発見しました。  感染者数はこれまでにないほどに増え続けています。24日までの1週間、全国で確認された感染者は105万人。第6波のピークを大きく上回り、初めて100万人を超えました。  一方で、重症者は第6波の時よりも少ない水準で推移しています。  しかし、新型コロナウイルスには例え重症化しなくても、大きなリスクが潜んでいます。  “後遺症”に悩むAさん(30代):「実際にコロナにかかった時は軽症で そこまで強くつらい想いはしなかったので、それで終わればいいのかなと思うが、自分がかなり後遺症のなかでもひどいと診断されています」  それがコロナの後遺症です。厚生労働省の調査では新型コロナで入院した患者およそ1000人のうち13%の人が1年後にも倦怠(けんたい)感と疲労感が続いていると回答しています。  5カ月前に家族でコロナに感染したAさん。コロナの症状は軽かったものの、今も強い倦怠感で仕事もできない状態だといいます。  “後遺症”に悩むAさん:「正直一日中、本当に横になっていてトイレに行ったり最低限、身の回りの自分のことはできてはいるんですけど、なかなか何かしようと思い立って動いたりとかはほとんどできないですし外出も家でも杖をついているような状態なので」  Aさんはコロナから回復した3月に職場復帰をしたのですが、4月になっても強い倦怠感を感じていました。  ゴールデンウィークには検査のため10日ほど入院。その後も症状は改善せず現在はコロナの後遺症で休職中だということです。  “後遺症”に悩むAさん:「色々新しい情報を仕入れながら薬を色々と変えて頂いたりはしているが実際、何か…それで強く症状が改善されたりとかっていう実感がない状態なので、少しでも良くなる可能性があるのであればなんでもいいからやりたいというのが本音ですね」  そんな後遺症の治療に明るい兆しがあります。  東京慈恵会医科大学・近藤一博教授:「すでに使われている薬を使うことで困っている方の手元に(なるべく早く)お届けできるかなと我々は期待しています」  既存の薬がコロナの後遺症治療に効果が期待できることを東京慈恵会医科大学の研究グループが発表したのです。  その薬というのが認知症の治療薬として使われている「ドネペジル」です。  一体なぜ、認知症の治療薬がコロナの後遺症治療に期待できるのでしょうか。  それは研究グループが突き止めた後遺症の原因に関係があります。  近藤教授らの研究は、これまでなかった倦怠感やうつの症状を持つ研究用マウスを作り出すことから始まりました。  そのマウスの脳の異常を調べると、においを検知する「嗅球(きゅうきゅう)」という脳の一部に損傷がみられ、脳全体にも炎症が起きていることが分かったのです。  東京慈恵会医科大学・近藤一博教授:「新型コロナウイルスですね。鼻の奥にある嗅球という部分を攻撃すると。そのことによって、脳内のアセチルコリンという神経伝達物質が減っていて、脳が非常に炎症しやすくなる状態になるということを見つけました」  「アセチルコリン」とは脳の炎症などを抑制する神経伝達物質です。近藤教授はこの物質の減少が倦怠感やうつの症状の原因ではないかと考えました。  東京慈恵会医科大学・近藤一博教授:「アセチルコリンの不足を補うと、LongCOVID(後遺症)の治療につながるのではと。動物で非常に効果があった。ドネペジルは安全性が確認されている薬なのでLongCOVID(後遺症)に効くかどうかの治験がすごくやりやすい」  今年の秋から人に対する臨床試験が行われる予定です。  認知症の治療薬がコロナの後遺症に悩む人を救うかもしれません。 ... Read More | Share it now!

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7月下旬に東京の感染者1万8000人試算も 「BA.5」で死者数も増加か(2022年7月12日)

 各地で新型コロナウイルスの感染者の急増が止まりません。その大きな要因となっているのが、オミクロン株の新系統「BA.5」です。その広がりを受け、全国知事会が国への緊急提言を取りまとめました。  夏休みを前に、大きな感染の波が押し寄せてきています。  12日、東京都で新たに新型コロナウイルスの感染が確認されたのは1万1511人。感染者数が1万人を超えたのは3月16日以来およそ4カ月ぶりです。前の週の同じ曜日と比較しても2.2倍となっています。  東京都医師会・猪口正孝副会長:「これからは本当に医療が必要で、助けなくてはいけない人に絞り込んで診ていかないと、多分東京は乗り切れない」  東京都の医師会は急速な感染拡大に対応するため、医療提供体制に変化が必要だと指摘しています。  東京都医師会・猪口正孝副会長:「中等症を中心に病院が診る作戦をとれば、東京の場合、かなりの数字まで医療崩壊は起きないだろう」  感染拡大の大きな要因。それがオミクロン株の新たな系統「BA.5」への置き換わりです。BA.5はこれまでのウイルスよりも感染力が強いとされています。  名古屋工業大学・平田晃正教授:「これまで感染力がBA.2に比べて1.2倍くらいではないかといわれてきたが、日本の感染状況を考えますと1.2倍から1.3倍に近いのではないか」  BA.5に置き換わりが進むとどれだけ感染が拡大するのでしょうか。東京都の新規感染者数を名古屋工業大学の平田教授がAI(人工知能)を使って予測しました。  すると、およそ2週間後には一日の感染者数が1万8000人にまで増加するという試算結果となりました。  名古屋工業大学・平田晃正教授:「1万8000人という1週間平均の値は、第6波のピーク並みということになる。その意味で、かなり大きな波になるのではないかと考えています。死者数に関しましても第6波並みの一日あたり約20人から30人に到達する可能性」  平田教授の試算では、ピークを迎えた後も感染者数は1万人以上で推移しています。  名古屋工業大学・平田晃正教授:「換気がしやすくなる9月中旬くらいまでは(感染者数が)高止まりする可能性があります。これは(BA.5が)免疫の回避力が強いこと、そして現役世代のワクチン接種がこれから大きくは見込めないこと、そのため(感染者数が)高止まりする可能性が高い」  平田教授が指摘するBA.5のもう一つの脅威は、免疫回避力の強さです。  アメリカ・ハーバード大学などの研究から、ワクチン接種や過去の感染でできた免疫をすり抜ける特徴があることが分かってきています。  ロイター通信によると、アメリカのモデルナ社はBA.5に対応するワクチンの開発が秋に向けて進展していることを明らかにしたということです。  しかし当然、日本の夏休みには間に合いません。  12日の全国の感染者数は午後5時半の時点で7万人を超えました。これは3月3日以来のことです。  日本中で感染者が増えるなか、全国知事会は緊急対策会議をオンラインで行いました。議題は国への緊急提言についてです。  全国知事会会長・平井鳥取県知事:「私たちは経済や社会を回していかなければなりません。ですから非常に難しい橋を私たちは渡っていかなければなりません。だからこそ、政府において新しい対策を考えて頂く必要がある」  東京都・小池知事:「感染拡大の防止と社会経済活動の両立に関して、全般的な対応方針を早期に示してほしい。まん延防止等重点措置、緊急事態措置の適用基準、終了基準なども明確に示してほしい」  緊急提言には感染抑制と経済活動を両立できる新たな対応方針を示すことや、濃厚接触者の対応の見直しなどが盛り込まれました。  さらに全国知事会は感染症の位置付けについても議論する必要があるとしています。  小林寅てつ教授は感染症法上の扱いが二類相当というのは、感染者数が増えすぎた現状に即していないと指摘しています。  東邦大学・小林寅てつ教授:「『原則』入院と届け出に関して保健所できちんと把握して全部を追っていく状況になるので、感染者が増えていくとそれを全部対応することは現実的に不可能なので、そういう意味で現状に合わせた運用にするのが大事な点だと思う」 ... Read More | Share it now!

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ワクチン接種・買い物にも変化…新型コロナ“第7波”の対策は?(2022年7月14日)

14日、全国で確認された新型コロナウイルスの新たな感染者は9万7763人で、2日連続で9万人を超えました。 斉藤国土交通大臣:「『全国旅行支援』について、岸田総理に相談した。現在の状況は、全国旅行支援を実施する状況にはないと判断をした」 一方、都道府県ごとに実施している県民割やブロック割は、8月末までの延長を決めました 東京都が14日に確認した新規感染者は1万6662人。3日連続での1万人超えです。 東京都のモニタリング会議では、感染拡大のスピードが急激に加速していることが指摘されました。 国立国際医療研究センター・大曲貴夫医師:「今回の増加比が継続すると、1週間後には第6波のピークを超え、これまでに経験したことのない爆発的な感染状況になる」 2週間後には、感染者が5万人に達するとの計算です。そして感染状況と、医療体制の警戒レベルをともに1段階引き上げました。入院患者は、2週間で約2.5倍となり、高齢者などの入院調整が難航するケースも出てきているといいます。 小池都知事は、4回目のワクチン接種に臨みつつ、気にかけていたのは、3回目も終えていない人たちのことでした。 小池都知事:「20代・30代が、高齢者から比べるとガクッと減ってしまう。かつ活動量が多い、行動範囲が広いということも感染をしたり、させたり両方に課題がある。ぜひ、若い方々に打っていただきたい」 東京・葛飾区にある保育園では、今週に入って、保育士6人と園児7人の感染が確認されました。園内の濃厚接触者が50人以上になったため、0歳児の教室でお昼寝するのは1人だけ。できる限りの対策を行っていても、これ以上、感染が広がれば運営は難しくなります。 キャンディパーク・武藤大助園長:「子どもに見合った保育士の数が用意できないときは休園せざるを得ない。コロナの対応は万全を期しているが、国も私たちも、良くも悪くもコロナに慣れてしまったのかな。みんなでコロナなめてたよね。オミクロン株になってから。『なめないほうがいいですよ』『ちゃんと予防して下さいね』という思い」 感染拡大に歯止めがかからない状況に、政府の対策分科会で、専門家は緊急提言として、5つの対策を示しました。ワクチン接種の加速化、検査のさらなる活用、効率的な換気、国や自治体による効率的な医療機能の確保、基本的な感染対策の徹底です。 さいたま市にある商業施設の一角では、ワクチンの4回目接種の予約代行が行われていました。ネットでの予約に不安がある人に代わって、スタッフが手続きを進めます。 接種希望者:「いま(感染者が)増えていますからね。なるべく早く打ちたいと思って来た」 接種希望者:「やっぱり心配なので、前回からもう5カ月経ったので、4回目を受けたくて来ました」 ここ数日で、来週末までの予約枠は、ほぼ全て埋まったそうです。 さいたま市新型コロナワクチン対策室・岩瀬真澄副参事:「3回目の接種を希望される方が増えまして。今までどうしようかなと迷っていた方も、こういった感染状況で受けようかなと検討される方もいる」 それぞれの判断で、自分の身を守ろうという動きは、ほかにもあります。 島根県にあるスーパーでは、ネットでの注文が急増していました。ひと月前と比べると、1.5倍ほどに増え、連日、100件以上の注文が舞い込んでいます。島根では異例の勢いで感染者が急増しているからです。 ネットスーパーの利用者:「小さい子を連れて買い物行くのは、まだドキドキしてしまう。不安があるので。家の中で、安心して買い物できるので、すごく助かっている」 岸田総理は14日夕方、こう述べました。 岸田総理:「第一に、新型コロナ対応。最大限の警戒を保ちつつ、社会経済活動の回復に向けた取り組みを段階的に進めていく。(Q.感染の大幅な拡大を予測する見方も出ているが、第7波は行動制限を出さずに乗り切れるのか)昨年来、用意してきた医療提供体制、病床の確保、ワクチン、治療薬、検査等の準備、用意したものを最大限、全面的に展開することによって対応するべき。たちまち行動制限については考えない。いまは感染症対策と経済社会活動を動かしていく。この2つの両立が大事」 ... Read More | Share it now!

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【速報】東京のコロナ警戒レベル「最も深刻」 小池都知事会見(2022年7月14日)

 東京都は新型コロナウイルスの感染状況の警戒レベルを最も深刻なレベルに引き上げました。東京都のモニタリング会議が行われ、その後小池都知事が会見を行いました。 ... Read More | Share it now!

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ワクチン接種・買い物にも変化…新型コロナ“第7波”の対策は?(2022年7月14日)

14日、全国で確認された新型コロナウイルスの新たな感染者は9万7763人で、2日連続で9万人を超えました。 斉藤国土交通大臣:「『全国旅行支援』について、岸田総理に相談した。現在の状況は、全国旅行支援を実施する状況にはないと判断をした」 一方、都道府県ごとに実施している県民割やブロック割は、8月末までの延長を決めました 東京都が14日に確認した新規感染者は1万6662人。3日連続での1万人超えです。 東京都のモニタリング会議では、感染拡大のスピードが急激に加速していることが指摘されました。 国立国際医療研究センター・大曲貴夫医師:「今回の増加比が継続すると、1週間後には第6波のピークを超え、これまでに経験したことのない爆発的な感染状況になる」 2週間後には、感染者が5万人に達するとの計算です。そして感染状況と、医療体制の警戒レベルをともに1段階引き上げました。入院患者は、2週間で約2.5倍となり、高齢者などの入院調整が難航するケースも出てきているといいます。 小池都知事は、4回目のワクチン接種に臨みつつ、気にかけていたのは、3回目も終えていない人たちのことでした。 小池都知事:「20代・30代が、高齢者から比べるとガクッと減ってしまう。かつ活動量が多い、行動範囲が広いということも感染をしたり、させたり両方に課題がある。ぜひ、若い方々に打っていただきたい」 東京・葛飾区にある保育園では、今週に入って、保育士6人と園児7人の感染が確認されました。園内の濃厚接触者が50人以上になったため、0歳児の教室でお昼寝するのは1人だけ。できる限りの対策を行っていても、これ以上、感染が広がれば運営は難しくなります。 キャンディパーク・武藤大助園長:「子どもに見合った保育士の数が用意できないときは休園せざるを得ない。コロナの対応は万全を期しているが、国も私たちも、良くも悪くもコロナに慣れてしまったのかな。みんなでコロナなめてたよね。オミクロン株になってから。『なめないほうがいいですよ』『ちゃんと予防して下さいね』という思い」 感染拡大に歯止めがかからない状況に、政府の対策分科会で、専門家は緊急提言として、5つの対策を示しました。ワクチン接種の加速化、検査のさらなる活用、効率的な換気、国や自治体による効率的な医療機能の確保、基本的な感染対策の徹底です。 さいたま市にある商業施設の一角では、ワクチンの4回目接種の予約代行が行われていました。ネットでの予約に不安がある人に代わって、スタッフが手続きを進めます。 接種希望者:「いま(感染者が)増えていますからね。なるべく早く打ちたいと思って来た」 接種希望者:「やっぱり心配なので、前回からもう5カ月経ったので、4回目を受けたくて来ました」 ここ数日で、来週末までの予約枠は、ほぼ全て埋まったそうです。 さいたま市新型コロナワクチン対策室・岩瀬真澄副参事:「3回目の接種を希望される方が増えまして。今までどうしようかなと迷っていた方も、こういった感染状況で受けようかなと検討される方もいる」 それぞれの判断で、自分の身を守ろうという動きは、ほかにもあります。 島根県にあるスーパーでは、ネットでの注文が急増していました。ひと月前と比べると、1.5倍ほどに増え、連日、100件以上の注文が舞い込んでいます。島根では異例の勢いで感染者が急増しているからです。 ネットスーパーの利用者:「小さい子を連れて買い物行くのは、まだドキドキしてしまう。不安があるので。家の中で、安心して買い物できるので、すごく助かっている」 岸田総理は14日夕方、こう述べました。 岸田総理:「第一に、新型コロナ対応。最大限の警戒を保ちつつ、社会経済活動の回復に向けた取り組みを段階的に進めていく。(Q.感染の大幅な拡大を予測する見方も出ているが、第7波は行動制限を出さずに乗り切れるのか)昨年来、用意してきた医療提供体制、病床の確保、ワクチン、治療薬、検査等の準備、用意したものを最大限、全面的に展開することによって対応するべき。たちまち行動制限については考えない。いまは感染症対策と経済社会活動を動かしていく。この2つの両立が大事」 ... Read More | Share it now!

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「デルタ株の特性を獲得」新型コロナ『BA.5』肺で増えやすい可能性も…スタジオ解説(2022年7月11日)

全国で11日、新たに3万7141人の新型コロナ感染が確認されました。 東京は6231人で、先週より2.2倍と増加が続いています。 各都道府県を見ても、すべての都道府県で前の週の同じ曜日を上回りました。 そして、最近の感染状況について、政府分科会・尾身茂会長が「第7波」との認識を示しました。 政府分科会・尾身茂会長:「第7波に入っていることは、普通の常識ではそういうことだと」 尾身会長は岸田総理との面会後、置き換わりが進む『BA.5』について、感染を防ぐには三密を避けるなど「従来やってきたことをもう一度徹底する必要がある」との認識を示しました。 また、ワクチン接種などをさらに進めれば、まん延防止等重点措置などの「行動制限は今の段階では必要ない」との考えを明らかにしました。 *** そのBA.5について、これまで主流だったBA.2よりもウイルスが肺で増えやすい可能性があることが最新の研究で分かりました。 東京大学医科学研究所の佐藤佳教授らが、ヒトの肺の細胞を使って実験をしたところ、オミクロン株のBA.5は、BA.2と比べてウイルスが18.3倍増えていたことが分かりました。 オミクロン株は気管で増殖し、重症化しにくいとされてきましたが、BA.5では、肺でも増えやすい可能性があるとしています。 東京大学医科学研究所・佐藤佳教授:「BA.5は、デルタ株が持っていたL452Rという特徴的な変異を持っている。デルタ株が持っていたような、肺で増えやすいという特性を獲得したオミクロン株という言い方もできる」 *** BA.5は「肺でウイルスが増えやすい可能性がある」という特性をどのように調べたかというと、まず行ったのが、ヒトの肺の細胞を使った実験です。 肺の細胞にBA.2、BA.5それぞれを感染させて、ウイルスの増殖量を調べたところ、BA.5は、BA.2に比べウイルス量が18.3倍も多かったということです。 実験を行った佐藤教授は、この結果によって「BA.5は、肺でも増殖しやすい可能性がある」ことが分かったとしています。 続いて行ったのが、ハムスターを使った動物実験です。 ウイルスが鼻から気管を通って肺に入る、生物の複雑な構造の中で、ウイルス量がどうなるか調べたところ、ハムスターを使った動物実験でもBA.5は、BA.2に比べてウイルス量が5~6倍多かったということです。 肺炎が起きやすく、重症化しやすい結果が出て「動物実験では、BA.5は病原性が高い可能性がある」ということです。 東京大学医科学研究所・佐藤佳教授:「今回の研究は、シャーレの中での実験や、新型コロナに対する免疫を持たない動物での実験なので、ワクチン接種で免疫を獲得したヒトで、同じことが起こるかは分からない。ただ、BA.5はBA.2から明らかに性質が変わっている」 ... Read More | Share it now!

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渋谷で大声上げ“深夜飲み会” “マスクせず”騒ぐ人も…東京 2日連続8000人超感染【羽鳥慎一 モーニングショー】(2022年7月8日)

東京都の7日の新規感染者は8529人と、2日連続で8000人を超えました。専門家からは、このペースで増加が続けばという前提で、一日の感染者が5万5000人に達するという試算も出ています。 ■東京8000人超え…渋谷で大声上げ“深夜飲み会”  2日連続で新規感染者数が8000人を超え、感染の再拡大が懸念されている東京。夜の渋谷では、路上飲み禁止の場所で、酒を飲みながら、盛り上がるグループがあちこちにいます。  完全に座り込んでいる人もいます。横たわりそうな人は、倒れてしまいました。  飲み会終わりなのか、地べたに寝転んでしまっています。マスクをせずに、騒ぐ人の姿もありました。 ■相談急増 3回接種も…家庭内感染「においせず」  ファストドクター・山崎允喬医師:「症状も出てきて、やはりコロナが疑わしいということなので、検査をさせて下さい」  夜間や休日に往診を行う「ファストドクター」。直近1週間の相談件数が、前の週に比べて2倍に増えたといいます。  山崎医師:「こちら(検査キット)に2本線が入っていて、コロナ陽性で確定になります」  両親と3人で暮らしている20代の男性。数日前に両親の感染が判明し、その後、男性も発熱したことから、家庭内で感染したとみられています。  医療スタッフ:「皆さんのワクチンの接種状況は、どんな感じなんですか?」  母:「3人とも3回(接種)しています」  家族全員が、今年2月に3回目のワクチン接種を受けていましたが、新型コロナに感染。それぞれ熱やせき、倦怠(けんたい)感などの症状があるといいます。さらに…。  山崎医師:「においや味が、分からないとかはあります?」  母:「私、においが分からない。においは治りますよね?なんか、不安になっちゃったんですけど…」  山崎医師:「基本的には治ることが多いんですけど。後遺症として、残る方も一部いるので。『完全になくなります』とは、断言できないかなというところです」  後遺症への不安を抱えながらも、家族3人とも症状が軽かったため、自宅で療養して経過をみることになりました。 ■30代男性 会社同僚と“連日会食”…高熱発症  30代男性:「37.9℃(の熱)が最初出ていて、ちょっと体調悪いぞとなって。きのう途中から、どんどん上がっていって、ピークが39℃」  高熱に見舞われ、往診を依頼した30代の男性。熱が出る2日前まで、連日、会社の同僚らとの会食があったといいます。  30代男性:「その時(今月1日)は(人数が)多かったと思います。僕は、途中までしかいなかったですけど。たぶん、その時は9人くらいだったと思います。(先月)30日は5人」  山崎医師:「その中で、症状がある人はいない?」  30代男性:「いないです。逆に、僕が症状出ちゃったんで、びびっている皆」  会社からも、検査を受けるよう指示されたという男性。その場で検体を取り、陽性が判明しました。  ファストドクター代表・菊池亮医師:「(第6波と比べると)若い世代の患者さんが、多くみられるように感じます。年齢別でみると、20歳までの患者さんで、およそ4割を占めているのが現状です。屋内=“リスクのある環境下”でのマスク着用がどの程度徹底されているのか。そういうところが関係しているのかなとは感じています」 ■第7波か…東京で“一日5万5000人”予測も  感染拡大のスピードが加速している東京。7日の東京の新規感染者は8529人と、2日続けて8000人超え。1週間前の木曜日に比べ、およそ5000人増え、前の週の同じ曜日を20日連続で上回りました。  7日に行われた東京都のモニタリング会議では、専門家から厳しい現状が報告されました。  国立国際医療研究センター・大曲貴夫医師:「7日間平均でございますが、前回の1日当たり約2337人から、今回1日当たり約4395人と大きく増加しております。増加比は約188%であります。今回の約188%が継続すると、4週間後の8月3日には、12.49倍の一日当たり約5万4902人となります」  東京都医師会・猪口正孝副会長:「7日間平均のPCR検査等の陽性率は、前回の14.4%から22.3%に大きく上昇致しました。無症状や軽症で、検査未実施の感染者が多数潜在している状況が危惧されます」  現在のペースで増加した場合、一日およそ5万5000人もの新規感染者が出ると予測する東京都。原因は、オミクロン株の新たな変異ウイルス「BA.5」だとみられています。  国立国際医療研究センター・大曲貴夫医師:「BA.2より感染性が強いとされているBA.5への置き換わりが進んでおります。『急激な感染の拡大に直面している』と致しました」  東京都によれば、1週間の感染者のうち「BA.5」への感染が疑われる人の割合は33.4%と、前の週に比べて8.3ポイント上昇。小池百合子知事は、都民に警戒を呼び掛けた。  東京都・小池百合子都知事:「外出をされる際は、混雑した時間・場所などはできるだけ、場面に応じた正しいマスクの着用など、対応をお願い致します」 ■売り上げ回復も…飲食店嘆き 海の家も不安  感染の急拡大に、都内の飲食店からは、困惑の声が上がりました。  おさかな本舗「たいこ茶屋」・嵯峨完大将:「あー8500人かー。また増えたね。あーいやいやいやいや。まあ、困ったもんだな、こりゃ。非常にこれはもう、不安で仕方がないですね」  コロナ禍で2割程度まで落ち込んだ売り上げが、ようやく7割程度まで戻ってきたというこの店。感染対策のため、離して配置していたテーブル席をコロナ前の状態に戻すなど、さらなる売り上げ回復に期待をしていました。  嵯峨大将:「あぁ、このままいってくれればいいなと思っていたんですけれども。ここにきて、また(感染者が)増えておりますんでね。キャンセルが心配ですね。また、時短要請とか、制約が出て参りますとね。これもう、耐えきれないですよね」  東京都の専門家は、少人数かつ短時間での会食や会食時のマスク着用などを、繰り返し呼び掛ける必要があると指摘しています。  新型コロナの蔓延(まんえん)から3年。東京からも多くの人が訪れる神奈川県の江の島海水浴場の海の家では、コロナに対する客の意識に変化を感じています。  アットビーチテラス・藤堂優哉代表:「(消毒のため)『アルコールするの?』っていう声も、結構多いかなと思います。減りも少ないので、アルコールの。結構な量を今年も用意しているんですけど、減っていないので。意識は、だいぶ低くなっているのかなと」  海に来た解放感からか、大声で騒ぐ海水浴客もいるといいます。  藤堂代表:「黙食も、減ってはきていますね。あまりにも、大騒ぎをするのに関しては、うちのほうでも、お声掛けをさせて頂いて。注意喚起を促していますね」  江の島海水浴場では、去年2年ぶりに海の家を開きましたが、地元の神奈川県藤沢市に「緊急事態宣言」が出されたため、途中で営業を打ち切っています。  今年は3年ぶりに、来月31日までの期間を通して営業したいと考えていますが、客が訪れてくれるのか不安も大きいといいます。  藤堂代表:「どこかの海で、コロナになっているというのは聞かないんですけど。どうしても皆さん、人が集まっている所には行きたがらないので。非常にそこが心配です」 (「羽鳥慎一... Read More | Share it now!

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